◆ 9月=株が下がる?その正体は…
毎年9月になると、「米国株が崩れる!」「悲劇の9月がやってくる」といったネガティブな話題が投資系YouTubeで急増します。中には、「9月の暴落に備えて全資産を売った」という人もいて、不安が広がっている様子。
でもS&P500最強伝説さんは、「そういう不安、ちょっと待って」と冷静に呼びかけています。感情ではなく、ちゃんとしたデータをもとに9月を見てみよう!という姿勢でまとめられています。
◆ 「9月は弱い」って言われる3つの理由
① 損失確定の売りが増える説
投資信託の決算が9月に多いため、含み損のある銘柄を売って損益通算する動きが増えるという話。
② 債券にお金が流れちゃう説
9月は国債の発行が多く、株からお金が抜けてしまうという説。
③ 偶然が重なっただけ説(←動画ではこれが有力)
実は1974年のインフレや2008年のリーマンショックなど、9月にたまたま大きな事件が起きてしまったせいで、9月の平均リターンが低く見えているだけ。
「平均値」では確かに低く見えるけれど、「中央値」で見ると実は他の月とそんなに変わらない、とのこと。
◆ データを見てみると…
動画では、S&P500や世界株、日本株の月別リターンを分析。
たしかに9月の平均リターンはちょっと低め。でも中央値で比べてみると、9月だけが特別悪いわけじゃないことが分かります。
つまり、「9月は下がる!」っていうのは一部の極端な年が印象を強めているだけかも、という結論です。
◆ 投資家へのアドバイス:9月に慌てる前にコレを知っておこう!
✅ タイミングを狙うのはあまり意味がない
「9月はやめて10月に買おう」みたいな作戦は、長期的には大して差が出ません。
なんと、54年分のシミュレーションでも、買うタイミングによる資産差はたった4%以下!
✅ 一番大事なのは「投資している時間」
いつ始めるかより、「どれだけ長く持っているか」が、リターンに大きく関わってきます。
✅ 感情に振り回されない
「9月怖いから全部売ろう」っていうのは、感情に動かされすぎです。
動画では、「パッシブ運用(インデックスなど)を続けること」が、プロでも勝つのが難しい世界で一番の選択肢だとしています。
恐怖で市場から離れると、次の上昇を逃しちゃうかも…!
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◆ まとめ:9月は“気にしすぎない”くらいがちょうどいい
「9月は危ない」と聞くとつい身構えてしまいますが、冷静にデータを見てみると、必ずしも9月だけが悪い月というわけではないと分かります。
大事なのは、感情ではなくデータ。
そして、焦らずコツコツ投資を続けることです。
出典元のS&P500最強伝説さんの動画の内容を簡単にまとめてみました。本動画ではさらにニッチな情報やお金の使い方について述べられています。参考になったと思ったらチャンネル登録をお願いします。インデックス投資の握力が増す優良なチャンネルです。
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